おすすめは需要が高い「介護職」
需要が高い
日本は少子高齢化が加速していますが、それは兵庫県も例外ではありません。兵庫県も65歳以上の人口が年々増加しています。今後さらに介護職の需要が高まることでしょう。特に、団塊の世代が後期高齢者に到達する2025年は介護人材が今以上に不足すると大きな問題になっています。兵庫県の不足率を見てみると、関西主要エリアでは大阪に次いで2番目でした。介護職の需要は高く求人数も多いため、引く手数多です。希望に合った働き方が見つかる可能性が高いですよ。
主要エリアにアクセスもしやすい
地方都市とはいえ交通の便がいいので、近隣の主要エリアにもアクセスしやすいんです。県内で働くのはもちろんですが、大阪や京都への通勤を視野に入れて転職先を選ぶこともできますよ。
支援が手厚い
人材不足が叫ばれる介護業界において、各自治体では介護職に対する様々な支援制度を設けています。兵庫県で行っている支援について一例を紹介します。
「兵庫県地域介護拠点整備事業補助金」
介護施設内に新設する保育施設の建設費用や、介護施設の開設準備経費などをサポートする支援事業です。この事業により保育施設を備えた職場が徐々に増えていくことが予想されます。今後は小さい子どもがいても保育園探しに手間をかけずに働くことができるようになるでしょう。また、施設開設の準備費用なども補助金でまかなえるため、介護事業に参入する大手企業も出てくるかもしれません。運営会社が大手であれば給与水準も高く、福利厚生も充実しているので、安定して長く働ける職場も見つけやすくなりますね。
「介護職再就職支援講習」
現在、介護職として働いていない介護福祉士の有資格者を対象に、職場復帰に必要な最新の知識や介護技術を学ぶ講習を実施しています。「復職したいけど仕事についていけるかわからない」「現場から長く離れているけれどスムーズに働けるか不安」など、復職に対して不安を抱えている人におすすめですよ。
「介護職員等再就職準備金貸付制度」
兵庫県内に住民登録がある人、または一定の条件を満たし、兵庫県内に所在する介護保険サービス事業所に介護職として勤務する予定の人に、再就職準備資金として最大40万円を無利子で貸付する制度です。貸付対象となるのは、「保育施設を探す費用」「研修会の参加費」「国家試験の受験量」「参考図書の購入費」「仕事に必要な被服費」「転居費用」「通勤用の自転車やバイクの購入費用」などです。なお、貸付金は就職後2年経過すると全額返済が免除されます。
「介護福祉士・社会福祉士修学資金貸付制度」
兵庫県内の介護福祉士養成施設、大学、短期大学、専修学校または社会福祉士養成施設に在学し、卒業後、兵庫県内の介護・福祉施設に就職しようとする人に対して修学資金を無利子で貸与する制度です。